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14.03.2004

Guide dog(盲導犬)に思う

イギリスは、盲導犬が普及している国だそうです。大体4000頭くらい。これに対し日本は、900頭強なので随分と差があるようだ。イギリスの人口が6000万人以下だから、大体日本の半分だ。なのに盲導犬が4.5倍だから、実質9倍の盲導犬が活躍していることになるのかな。
私のいる町では、出会った事はないけれども、ロンドンへ行くと何人か盲導犬と歩行されている方を見かける。仕事の仕上げ方が日本に比べて適当な欧米では杖での歩行より、補助をしてくれる盲導犬がいるとすごく助かるし、安全なように思われる。(道路のでこぼことか、鉄道もホームと車両が日本より離れているのだ。)

今日は、日本の新聞社サイトで「クイール」の記事が出ていて気になったので盲導犬について思うことを書いてみる事にする。日本では今につながる盲導犬の育成はいつごろ始まったのかというと昭和30年代になる。チャンピイという名の犬だ。プロジェクトXでも番組になったから有名な話だと思う。
私の叔父がチャンピイのパートナーだったため幼少期より盲導犬は身近な存在であった。とはいえ、チャンピイは私が生まれる前に亡くなってしまったので会っていない。その子供のローザには、晩年に一度だけ会った事がある。自分自身が子供だったのであまり覚えていないが、おとなしい、しかし大きな犬だったなという印象だけなのだが、母いわく、少々のんびり屋さんだったようだ。
その後、叔父の3番目のパートナーであったセリッサには何度か会ったが、今思うとひどい事に、家の中でのことながら、上に乗っかって遊んだりしてしまった。きれいな黒い毛がとても印象的な賢い犬だった。もちろん、訓練されているので乗っかっても嫌がったりしないし、じゃれてきたりもしない。
盲導犬は、体が大きいが良く訓練されていて怖くないしちょっかいを出しても反応はしない。もちろん、自制心が働いてのことだから、もし触ったりすると集中力がその分落ちるのでパートナーが危険になる可能性がある。だから、町で見かけると、ついコミュニケーションを取りたくなるが、ぐっとこらえて暖かく見守ってあげよう。

欧米は、受け入れ環境が随分進んでいる印象があるけれど、それでも、例えば1994年に開業したユーロスターへの搭乗が認められたのは昨年つまり2003年の後半のようだ。http://news.bbc.co.uk/1/hi/england/3175210.stm
進んでいると言われるイギリスでも、こういう問題は発生するのだ。日本では取り巻く環境はさらに大変に違いない。きっかけとして気になった映画「クイール」、それに既存の出版物、ウェブなどで提供される情報を通じて多くの人に盲導犬への理解が広まるといいな。

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