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July 2004

30.07.2004

地元のブラバンで演奏したときの写真

うちの相方が、私が参加したブラバンのコンサートの写真をネットへアップしているので、リンクを出してしまおう。

普通、匿名のウェブサイトの場合、自分の写真は出さないものだけど、私は、後ろの方で吹いているし、ぼんやりしているから、まあいいや。
B&HのB♭チューバが大きすぎるのが分かるだろうか?

最初の数枚は、地元のブラスバンドのメンバーだけの日の写真。
後半は、地元の中学生も参加した日の写真。

きっと、何十年も一緒に演奏している人たちなんだ。
こういう風に人生を過ごすのも、すごく楽しいのではないかと思う。

9月には帰国する予定だから、残念だけど12月の定期コンサートへ参加できない。
しかし、サマーコンサートへ参加できたから、思い切って入団して良かった。

チクルス自慢

チクルス(Cycle)自慢とは、自分の演奏履歴の中で、特定の作曲家の曲を全て演奏した述べる事である(シンフォニーに限る場合が多いかな)。 どやら英語ではサイクルらしいので、チクルスはドイツ語だろうか・・・。野球で言うサイクルヒットと同じ意味だな。

例えば、ベートーベンの交響曲は9曲なので、1番から9番まで演奏したことがあると、ベートーベンに関しての自慢が可能である。バイオリン弾きは結構達成しているのではなかろうか。ちなみにチューバは楽譜が無いので野望の立てようが無い。

ブラームスやシューマンは4曲しかないので、野望は早々に達せられそうだが、後者はそれほど演奏機会が多くないので以外に時間がかかるみたいだ。

フル編成のアマチュアオーケストラが演奏するであろう幾人かの作曲家名と交響曲数を挙げてみる。括弧内が曲数。
シベリウス(7)、エルガー(3)、プロコフィエフ(7)、ドボルザーク(9)、シューベルト(一応9)、ショスタコービッチ(15)、ブルックナー(一応9)、ラフマニノフ(3)、マーラー(10)

素人で達成できそうなのは、演奏頻度と選択肢の可能性を考慮すると、ベートーベン、ラフマニノフ、ブラームス、シューマンあたりであろうか?

チューバは、特殊楽器と言っても過言ではないので、上記の中で、全ての交響曲に楽譜が用意されている曲は少ない。ベートーベン、シューベルト、シューマンはもともと無いし、意外かもしれないが、ブルックナーは4番以降しかない。逆にシベリウスは3番以降ない。プロコフィエフは2番以降の登場だ。ドボルザークは6・8・9番しかない。あ、マーラーは4番だけ無い。

だから、他の楽器同様な野望が持てるのは、上記の場合、エルガー、ショスタコービッチ、ラフマニノフだけではないだろうか?
ということで、イギリス繋がりっていうことでエルガーの交響曲チクルス自慢でも目指そうかね(といっても、団の投票で選曲するから自分の団体だけで期待するのは厳しいから、人的ネットワークを駆使してエキストラの機会を増やさないと無理だろうな)。
エルガーといば、威風堂々(Pomp and circumstances)だが、これを全曲演奏したことある人って素人でいるんだろうか??

29.07.2004

モチベーション

職場に於けるモチベーションとはなんだろう。
給料か? オフィスのロケーション? ネームバリュー? 就業時間? 福利厚生? 安定した環境?

私は、仕事内容そのものだと思う。

つまらない仕事は、人からやる気を奪う。たとえ、それが給料が良かろうが、ステータスがあろうが、安定していようがである。

どういった場合が、つまらないのであろう。
私の場合は、ルーチンワークと不公平感を感じさせる評価が行われたときである。
同じ仕事は、つねに同じ土俵でしか仕事ができないので経験値を上げづらい。というか熟練度がメインイシューになってしまうから、この場合はクオリティを追いかける事になってしまう。それは、私には魅力的に見えない。
精度にこだわる事は大事だが、その間に別の経験をして自分の幅を広げたほうが、より可能性が広がると考えるからだ。
不公平感の方は、人が評価するのだから、ある程度は致し方ない。会社は学校教育の場ではないのだから、決定権を持つ人間が制度の中で好きに判断する事は当然であろう(といいつつも、露骨だと、やはり気分はよくない)。

そうは言っても、仕事内容だけではなく、環境(オフィスや給料など)が、あまり悪いとやる気は出ないのも事実ではあるのだけれども。例えば、昔いた会社では夏の間、夕方6時になると冷房が止められてしまった。経費節減はいい考えだが、これではモチベーションは生まれてくる土壌もありゃしない。

と言う事で、部下の仕事内容を設定するときは、本人と話し合って、中長期的な方向性を確認して決めていく必要がある(もちろん定期的な確認も必要)。それを怠ると、やる気を無くし、やがて辞めてしまう。
「給料いっぱい上げるから、上司の言う事聞いてちょ」というのは、ありそうで実は通用しないと思う。
もし会社が、金銭的な提示のみしか従業員にアピールするものがないとしたら、早く違う会社を見つけるしかない。

しつこいようだが、私はルーチンだけでは無理だ。自分の経験値をあげる機会が欲しい。
そういう意味では、インターネット業界は、私にとって非常に刺激にあふれている。だから、この留学前の数年間はとても楽しいものであった。

27.07.2004

グーグル落ちてましたね

今日の夕方、グーグルが落ちてた。どーせ、DOS攻撃でも受けてるんだろうなーと思ってたけど、やっぱそうだった。
BBCの記事によると、MyDoomがご活躍されてたそうですね。

この落ちている間に、サバのレシピを求めてぐぐっていたのだが、もちろんエラーが表示されてしまった。ということで、サバ料理に当たってはヤフージャパンの検索を利用させていただきました。

ニュースによるとヤフーも攻撃されていたとか。でも、ヤフージャパンは使えたから、DOS攻撃の対象じゃ無かったってことでしょうかねぇ。

シングルバイトの世界から見るとダブルバイトは対象外なのかね。
日本の深夜だったから、攻撃されても許容範囲内だったのかな。

船釣りしました in Wales

うまれて初めて船釣りしました。料金は、2時間で一人1400円。これが日本に比べて安いのか高いのかは不明。
ターゲットは鯖。
場所は、町の目の前に広がるアイリッシュ・シー。
天気は、どんより曇り空。
知人に誘われて参加。知人グループは、日本人、イタリア人、アメリカ人、中国人。われわれとは別だが、さらに地元の人。

町のハーバーから釣り船に乗って出発したのが夕方4時半。10分程度進んで、停泊。結構、ゆれまくりで、船酔いが心配されたが、案の定1時間後くらいから気持ち悪くなる。

スタートして、10秒もしないで最初の一匹目をつる知人。いったいどういうこったい? 私は、開始10分ぐらいはさっぱり釣れなかったんだが、船長さんから、もうちょっと糸を垂らすようアドバイスをいただいたところ釣れだす。相方は、ちっとも釣れず段々不機嫌に。(結局、それから数10分後にやっと一匹目を釣る)

2時間の釣時間だったが、最後の30分は船酔いで座って何もしないでいた。辛かった。
6時半に帰港。

本日の収穫:夫婦で16匹。(私12匹、相方4匹)

本日の夕食:鯖の味噌煮、天ぷら、しめ鯖、刺身

刺身は、友人がおいしいって言っているのでチャレンジしてみました。しかし、とろけるような舌触りがたまらなくいいんだけど、当たると嫌なので一切れで断念。

味噌煮は、肉が柔らかく最高。

天ぷらも、肉がぷりぷりしていておいしかった。

しめ鯖は塩に漬けて、それを洗い流して酢に漬けた。時間のかかる料理だった。しかし、酢のシミ具合がイマイチで生っぽかったので、味噌煮へ変更した。

まさか、ウェールズに来て、船釣りを体験するとは思わなかった。
しかし、あんなに船酔いがきついとは思わなかった。次回、もし行く事がある場合は、天気の良い日に行きたいです。イギリスは曇り模様の日が多いから、避けづらいんだけどね。

24.07.2004

大学の語学校の無料英語コースに特別参加

今日は、久々に英語コースへ参加した。

語学校はサマースクールが忙しい。
サマースクールには、大学・大学院への予備コースと、総合的な英語コース、ティーチャーズトレーニングがある。

ティーチャーズトレーニングは、英語の先生を養成するコースだから、生徒がいないと始まらない。なので、このコースは無料で受講できる。トレーニング中の先生とはいっても、ほとんどの先生は、もちろんネイティブだからノンネイティブのわれわれにとってはメリットがあるのだ。

今日は、その無料コースの生徒に欠員が出たので、声がかかり、急遽代役として参加した。

2ヶ月ぶりの授業で、とっても楽しかった。
4人の先生が、それぞれ50分程度の持ち時間の中で、特定のテーマに沿って授業を行う。今日の内容は、EUに関するテーマが2つ。Memoriseに関する事が1つ、偏見に関する内容が1つだった。
従来からの生徒はスロバキアとイタリア人が一人ずついたので、彼らのEU人としての意見は興味深いものがあった。特にイタリアンによると、通貨統合により物価が倍になったそうで、昔の自分たちの通貨の方が良かったと思ってる人も多いそうだ。あとは、参加していないUKの方が経済成長が大きいということもdisadvantageとしてあげられていた。

ユーロは高すぎるのではないだろうか?強い通貨はすばらしいが、貿易面ではデメリットが大きいのではないか。ブロック経済だけで、すべてを循環させるとういうのは理想であって、現実的では無いだろう。
そう、このことで留学生や観光客はポンドやユーロが高いので不利益を被っている。しかし、例えば日本の貿易商売上としてはこの状況は好ましいでしょうね。

ということで、こういう無料コースを受講する事で留学費用を抑える事もできるのだ。
ちなみに、このコースの場合は、授業料が無料だから、寮費だけ払うだけだ。3週間で4万円もしない。もし、日本人が参加したら、往復の飛行機代(例10万円)+4万円+食費2万円=16万円で数週間の英語留学ができちゃう。

うーん安い。

23.07.2004

要約サービス

日本語の本を読みたいのだが、送料が高くてなんでもかんでも購入するわけにもいかない。帰国の事を考えると、あまり物を増やしたくもない。
さらに、あまり読むのに時間を掛けたくない。

ということで、本を要約してくれて、しかもそれをメールで送ってくれるような会社ってないんでしょうかね。
実費プラス要約料500~2000円くらいで。

ぐぐってみたが良さげなサービスは見つけられなかった。
無理か・・・。

My birthday

今日で、34歳だ。去年は、こっちへ来てからすぐだったし、相方は日本に滞在まだ残っていたから寂しかったが、今年は日本人の友達と一緒にレストランで食事の予定だ。(もちろん夫婦で参加)

親兄弟からメッセージをもらった。しかも、ニフティからもメッセージが来たぞ。
ありがとう。

来年は、どんな誕生日を迎えているんだろう。

22.07.2004

サーバー増強って大変だよね

gooのブログで、サーバーの増強を行っているようだが、予定通り作業が終了していないっぽい。
サイトへ行くと、7月22日朝9時現在で、

「ただいま鋭意動作テストを行っておりますが、いくつか修正が必要な項目が発見されましたので、サービス再開時刻を当初の午前7:00から、3時間延長しまして午前10:00に変更させて頂きます。万一、午前10:00にも間に合わない状況の際はサーバ増設を中止し、元の状態でサービス再開いたします。お待たせしておりまして大変申し訳ございませんが、なにとぞご理解ご協力よろしくお願いいたします。」

となっている。

私も過去に経験があるのだが、大抵予定通りうまく行かない。
規模が大きくなって、参加人数が増えれば増えるほどうまく行かない。

私の会社も某キャリア(キャリアとはインターネット回線を提供する通信事業者のこと、例:NTTコミュニケーションズ)のデータセンターへハウジングしているのだが、ここは気温が一定温度に設定されていて、夏でも気持ち良いというより寒い。暑い日にも上着を忘れると夜中じゅうくしゃみすることになり、作業効率を下げてしまうの要注意だ。冬は逆に温かく感じる。

必死になって作業しているとき、他社さんの作業チームを見て不思議だなぁって感じた事がある。
一人、蚊帳の外でスーツを着て作業を見つめている人がいるのだ。私は、今の会社に入ってからOPS(サーバー周りの運用サポートの仕事)を実質的に始めたので、最初その人が何者であるのか分からなかった。
今は知っている。SIの営業さんだ。彼らは、作業の手は出せないが、営業的側面で判断が必要な場面のために立ち会っている。なんだか、作業現場では不思議な存在だ。

ところで、うちの会社のシステムには、海外オフィスが機器の手配から、当日の作業などもリモートで行うため、日本にはSIの担当営業がいない。

作業自体は、無事に終わらせるために、チームでミーティングを行い、事前に作業工程を決めておき、バックアップも用意する。私の場合は、外人さんが来日して臨時チームを作って作業を行った。私は、エンジニアって言うより、彼らのサポート役。なんせ、日本は英語が通じませんからね。
キャリア側のデータセンターの常駐スタッフも英語対応はできる場合とできない場合があるから、テプラーひとつ借りるのだって時間が浪費される場合だってあるのだ。

gooは、日本人スタッフだけで行うだろうから、私のような役目はいらないか・・・・・。
ということで、gooの作業も無事に10時までに終了できるといいなぁと思いつつ今日は終わり。

多チャンネル時代とインターネット

インターネット上における動画配信のメリットってなんでしょう。
私は、オンデマンドにあると思う。

テレビはCATVを通じて着実に多チャンネル化しつつあり、窓口の不足を補うという役目はありえない。それでは、なぜ動画配信がビジネスとして可能なのかと考えるに、インターネットは、よりパーソナルなメディアであろうということが頭をよぎる。
”したいときに、する”である。

インターネットに於けるライブ配信にそれほど需要が無いのは、それではテレビの代わりにすぎないからだろう。

ただし、WiFi規格の普及によるmobilityの向上は、上記の考えをひっくり返すとは思う。ブロードバンドによって、どこにいてもテレビに匹敵する質を提供できるのだから。現在のブロードバンドは自宅が主流であり、公衆エリアに於いてはその限りではない。

駅のホームで、みんながノートPCやPDA経由でライブ放送に見入っている様が実現されるのかもしれない。
mobilityがなぜ求められるのかっていうと、せっかちな人が、いつでも情報を入手したいからなのだから、無線ネットワークによる広帯域のインターネットの普及は即時性の高いコミュニケーションがより促進されるはずだ。

寮から見える夕焼け

P1010002_1

数日前のきれいだった夕焼けを撮影した。
最近は、典型的なじとじと雨で、なぜか夕方過ぎると晴れてきたりする。9時くらいまではぜんぜん明るいので、うれしいですけどね。

21.07.2004

なぜ上場するのか

上場って、なぜするのでしょう。
集まった資本が、その企業へ財政面での安定を与えるからでしょう。社会的な地位も上げる事ができます。
上場を通じ、その企業を他人へ売却する事によって、将来的な活動の選択肢を広げる事を可能にするわけです。

ところが、子会社の場合は、ちょっと意味合いが違ってきます。子会社には、親がいます。子が上場すると、親会社はその一部分を、さらに切り売りすることと同じことになるのではないでしょうか?
公開する事で、株式の売却益を得る事以上のメリットが将来的にある場合は、子会社が上場しても良いと思うが、そうで無い場合はどうなのでしょう。
公開するくらい価値があるなら、他人の手に委ねる事無く非公開の方が良い場合の方が多いでしょうね。
そうしなければ、親会社の株主が結局将来的に得られるべき利益を損なうかもしれませんしね。

私の会社はJVで数年前に上場後、ある特定の株主の子会社へと変化した。大型の投資活動を上場後に行ってないため、キャッシュリッチで無借金経営だけども、一度も黒字化してない。すっかり子会社化してしまい、最近はなんで上場したのかなぁという感じだ。JVだから、どうしても経営面で綱引きが起きて、大きな投資ができなかったらしい事は否めませんけどね。

キングアーサーってウェールズのお話なんですよ

キング アーサー伝説が映画化されて、そろそろ公開されますが、この話ってウェールズ発なんです。

そこで、本日は、ウェールズにあるキングアーサーに関するアトラクションについて書いてみましょう。

昨年9月に、私の住む町から30分ぐらいのところにある、キングアーサーの迷路(King Arthur's Labyrinth)っていうアトラクションへ行った。(Machynllethっていう町のそばにあります。車が無いと行けないけど。)

で、ヘルメット被って、地下の洞窟へ入ると、ボートに乗って地底湖を進んで行きます。そうすると目の前に滝があって、ローブをまとった船頭さんが呪文を唱えると滝が止み、ボートが前へ進んでとアトラクションは続きます。

要は、この伝説を順を追って洞窟を探検しながら楽しむということだけなんだけど、地下で水も流れているのでとてつもなく寒い。各パートごとに人形が設置してあって解説を聞く事になります。

私は、この伝説もしらんかったし、1年前で英語もさっぱりだったので、見るに徹しましたけどね。(要は、時間をかけて引っこ抜いた剣を、あっさり湖に捨てて、会議ばっかりやって、嫁さんが浮気しちゃう話ですよね?)

もともと、このブリテン島には、セルティックな方々が住んでいたのですが、その後、アングロサクソンな方々がやってきて、先住民であるセルティック達を、ウェールズ、スコットランド、そしてアイルランドなどへ押し込めて、自分たちは島の中心部分に現在のイングランドを形成したのです。
そのとき、現在のウェールズの側で抵抗した人々の中に、キングアーサーがいたと考えられているようです。
ということで、ウェリッシュさんだったと考えるのが妥当なのでしょうけれども、伝説ですし、特定の場所をはっきりさせる事は難しいみたいです。というか、実在したかどうかも怪しいとか。
映画の案内を見るとイングランド人って書いてあるけど、伝承してきたのはウェールズなので、少なくてもイングランド人ではないはず。ウェールズ人でしょうに。(イングランドもウェールズもUKの国民ですが、彼らは別の民族です。)

20.07.2004

イギリスのADSLの状況

ISPReviewというサイトの記事によると、BTのブロードバンドサービスは毎期シェアを落としているそうだ。
そりゃそうだ、値段が高いもの。その割りに、特筆すべきサービスも提供されていない。しかもPPPoAしか対応してないし。IP電話も無いし。

無料モデムを付けるくらいだったら、ランニングコストが少しでも安いほうが消費者は喜ぶと思うのだが。実際、ルーター(特にWiFiが流行っているから無線)を使いたい人だって多いはずだ。
また現在、キャンペーンでiPODが当たる!と銘打っている。しかし、どうだろう。潜在的な顧客の多くに訴求効果があるのだろうか。それだったら、日本のMSNが実施していた1万円商品券プレゼントの方が魅力的だ。

まだまだ、BTは努力が必要だ。


イギリスでは、ブロードバンドは日本よりかなり遅れているように思える。速度も、金額も、コンテンツも。
こちらをごらんあれ。UKのADSLサービス一覧である。

平均的なサービスは、速度512kで、月額5000円強だ。
こんな速度では、音声ファイルは楽しめても、動画は楽しめないのだ。とっても小さな画像なんて、ちっとも楽しくないから消費者は食いつかない。したがって、コンテンツビジネスも幅が限られてしまう。実際、XboxやPS2のオンラインゲームの案内くらいしか魅力的に見えない。
動画が動き出すまでに時間がかかり過ぎるようなサービスに消費者はいまさらお金を落とさないものだ。

日本では、有料動画配信はアニメを中心として成功していると思う。これは、それなりに充実した速度が提供されているからだろう。1M程度でも楽しめるとは思うが、その時点でUKでは月額7000円くらい支払うのだから、それ以上有料サービスへお金を落とす人はそんなに多くないだろう。
日本のコンテンツサービスが断然進んでいるとは言い切れませんけどね。

デフレがいいとは言わないが、シェア争いはこういったインフラの場合はある程度覚悟しないと、将来的な投資の際に苦労するだろうから、もう少し価格を落とすか、さもなければ通信速度を上げる努力をすべきだ。有料コンテンツビジネスも展開できるので、私は後者を薦める。

ADSLの契約は大体最低で1年契約を基本としている。月割りも可能だが、その場合は、初期費用が有料になるので、結局同じだ。日本の激しいシェア争いとは程遠い。それもこれも、BT(ブリティッシュテレコム)という巨人がいるからだ。しかも、彼らはプロトコルをPPPoAにしているので、PPPoEしか提供しない機器がこの国では意味を成さない。このISPReviewの記事によるとマーケットシェアは、BT 42%, AOL 13%, Tiscali 10%, Wanadoo 8%, Pipex 5%である。

結局、最低1年契約ということと、金額が高いことがネックだと思う。
なお、他のISPの場合だとPPPoEも使用可能なので、ルーターの選択肢は広い。メルコもOKだ。
ネットで検索してみたが、この認証プロトコルに関しても結構不満が渦巻いている。BTは自社のサイトで認証プロトコルについて情報を提供していない。ルーターを購入するなら、BT経由で買って欲しいということがそうさせているのだろう。余計な情報を提供したら、エンドユーザは自分で判断して、一般の店からルーターを調達してしまう。それでは、コストぎりぎりのADSLの収益を補完する機器販売のメリットが活かせないから。

UKでは、ダイアルアップ時代に新興のフリーサーブという会社が、利用料金を無料サービスにしたため(収益は通話料金のキックバックだったと思う。)、かつてBTやAOLを打ちのめした事があるのだが、ADSLではこのようなイノベーターは現れるのであろうか?

ちなみに、UKのFreeserveは、フランステレコムの子会社のWanadooの子会社だったのだが、今年の4月末からWanadooへ社名が変わっていた。EU統一ブランドのブロードバンド会社になっていた。(もとは、Dixonsの子会社だったんだけど、2000年ごろWanadooへ売却された。)

日本のADSLマーケットは非常に活気があるが、これを見て、恐怖しているのはBTであろう。もし、新興会社から価格競争やIP電話サービスをけしかけられたら、過去に多くの投資をして古いインフラを多く抱えている会社は、どうしても動きが遅くなってしまう。実際、BTはATMだし。(徐々にイーサネットへも対応しているようだが)

18.07.2004

犬と子供

日本とUKで違う事が沢山あるが、今日は子供と犬について書いてみよう。

犬:
日本では、ヒモにつながれてお散歩。
UKでは、ヒモもしくは、ヒモなしでお散歩。

子供:
日本では、自由。
UKでは、自由もしくは、ヒモ付きで散歩。

良く見る光景としては、犬は自由にお散歩、子供はヒモ付きでしょうか・・・。
あと聞いた話としては、レストランで子供同伴は禁止でも、犬はOKというところがあるそうな。

ということで、こちらでは、犬のほうが一人前に扱われているようだ・・・。

17.07.2004

プロムスが始まった! 今日は、惑星。

今日から、プロムスが始まった。ロンドンのロイヤルアルバートホールで開催される夏のイベントだ。

本日は、こういう組み合わせ。
Bach/Henry Wood Toccata and Fugue in D minor
Elgar The Music Makers
Holst The Planets

BBC Symphony Chorus
BBC Symphony Orchestra
Leonard Slatkin conductor

なんだけど、演奏私の聞き間違えでは無いと思うのだが、惑星の1曲目:火星で止まるかと思った。テンポ感が人それぞれ違っていて、縦の線が会わない。音の立ち上がりがぴたっとはまらないなどなど。
その後も、着々とオーケストラはミスを続け、しまいには木星の最後の音をトランペットが外してしまった。
ホルンがかなりぽろぽろ外していたので、みんなナーバスになっちゃったんだろうなーーー。

BBCはラジオプログラムをライブでネット上で公開しているので、プロムスをネットで聞くことができる。つまり、世界中どこにいてもライブを楽しめるのだ。
NHKもN響の演奏をネットで公開すればいいのになぁ。

時間を作って、一回くらいは泊まりでプロムスを聞きに行こうかな。特に、うちのオーケストラで次回やる曲とか聴きたい。
と、おもって調べたら、8月30日にオスローフィル、プレビン指揮で、プロコフィエフ5番、牧神の午後への前奏曲、プレビン作曲のバイオリン協奏曲(どんな曲だろう・・・・)が演奏される。
追試の日程がかぶらなければ、行けるぞ。

16.07.2004

メッセンジャーきましたね!

メッセンジャーがついに相互接続ですね。
いやー、驚いた。画期的なことになるに違いない。
メインのメッセンジャーどれにしましょうね。
でも、日本だけは別かも。
だって、ヤフージャパンとそれ以外のヤフーは相互接続していないものねぇ。
ヤフージャパンだけ取り残されるのかな?

と思ったら、企業間だけなのね。CnetJapanいわく、”Microsoftの企業ユーザー向けIMシステム「Live Communications Server(LCS)」が、今年中にもAOL Instant Messenger、Yahoo Messenger、MSN Messengerとの間で相互接続できるようになることを発表する。”
つうことで、法人向けのサービスってことですな。マイクロソフトの製品であるLCSサーバーへ、競合のAIMとヤフーメッセンジャーが接続可能になるってことですものね。MSはサーバーの販売促進を積極的に実行して企業の情報システムへますます浸透していくのだな。きっと。
あと、使い方次第では顧客サポートにも使えるんじゃないだろうか。CRMソフトと連動して。

どっちにしろヤフージャパンのメッセンジャーは取り残されたりして・・・。

でも、いままでの価値観を打ち破ったと言う事実には変わりはない。
それにしても、一般紙のウェブサイトの記事は一瞬誤解を産むと思うのだが・・・。

寒いですよ~

夏なのに、寒いです。半袖Tシャツで歩いている人もいるけど、ダッフルコート着ている人もいる。しかも、雨だ。いわゆるイギリスっぽい天気なんだな、今日は。
不運なことに、今日は大学の卒業式だ。だから、去年の大学院生がこの町へ戻ってきている。
大学は、久々に多くの学生とその家族で賑わっていた。

来年自分もここへ数日だけ戻ってくるのだな。きっと。

ところで、昨晩は”シュレック2”を見た。
こんな田舎なのに開場30分ぐらい前から行列ができていたが、たいした事無いだろうと思って、その30分後へ映画館へ行ったら、すでにほぼ満席。びっくりした。
良く考えると、子供も見る映画だから混んでいて当たり前だ。特に、この町は娯楽が少ないし。

日本でも、そろそろ公開ですよね。
素材は良く知られたおとぎ話の素材なのに、とっても面白いです。キャラクターでは特に、ドンキーが愉快。

映像が、まるで実写映画のように寄ったり、引いたり。内容もすばらしいし、絵そのものもダイナミックでとても楽しい時間を過ごせた。

14.07.2004

タフなコンサート

今日は、夜の7時から9時までビーチに建っているイベントスペース(というか小屋)でブラバンのコンサートだ。
実は、先週も火曜日の同時刻に演奏した。今月は毎火曜日にコンサートがある。
これは観光客向けのイベントの一環らしい。夏の間、この町は学生がいなくなり、代わりにUK中部などからリゾート客が押し寄せてくる。

で、先週は2時間の間に休憩が2回あって、15曲くらい演奏した。ブラバンだから、いつもと違って曲中に何十小節も休みなんて無い。もう、ブルックナー二曲吹いたくらい疲れた。しかも、まだもちネタあるんだよねぇ。(演奏する曲もステージ上で決めちゃうし)
市民団体だから、コミュニティーは遠い昔から確立されているので、新曲にチャレンジするのが年に数曲であっても、余裕でこなせるんだろうね。

UKでメジャーな曲が日本でメジャーとは限らないので、日本人にとっては演奏する曲のほとんどが新曲なのだ。しかも、練習は1回しかなかったので、全部を練習で消化していない。だから、先週のコンサートでは半分くらいが初見だった。ブラスの曲は、オケに比べると規則性があるので、そこそこ対応はできたけど、やっぱり辛い。コンサートの終盤では、”早くおわってぇ~。なぜ繰り返しは全てありなの???”と誰にも分からないから日本語でぶつぶつつぶやいてしまった。

最後に、”インスタントコンサート”を演奏した。中学のブラバン以来だけど、ほとんど憶えていたのにはびっくりした。子供のころの記憶ってすごいですね。

12.07.2004

お世話になった人のこと

さて、先ほどこのような記事(7月7日のトップね)を発見した。

この方は今の会社へ入社した時の社長で、入社直後、私が右往左往していたとき、いろいろお世話になったと言うべきか、迷惑をかけてきた方である。

いまの会社でいろいろな経験をさせてきてもらった。もし、最終段階の社長面接でこけてたら、あの当時に自分で手に入れたいと思っていた経験ができたかどうか分からない。採用していただき感謝です。

ちなみに当時考えていた目的は以下のみっつ。
1 グローバルな環境での英語の利用
2 技術的な能力の向上
3 マネージャーとしての経験

インフラ担当であったので、営業や企画部門に比べると、それほど密に会話をしていたわけでも無いが、自身のキャリア形成の件で相談したいことがあって時間を割いて真摯に聞いてくれたことがあった。当時の自分にとっても、今思い返しても非常にありがたかった。
これは、なかなかできそうで、できないことである。そもそも相談したくなる雰囲気を持っているだけでもすでにすごい。尊敬です。

ここ数年は大きな組織に所属されていてあまりお話しする機会も少なかったのであるが、マネジメント能力の秀でた方ですから、今回社長に就任された組織においてもすばらしい腕を振るわれる事でしょう。


ところで、
素人のブログは匿名性が良いのだが、今回の内容でちょっと自分の素性をばらしてしまうかもしれませんね。
匿名が良いのか、記名が良いのか。
何も、やましい事して無いんだから、記名でもいいんじゃないかなぁと思いつつ、本日は終了。

05.07.2004

ギリシアでしたな

ギリシアおめでとうさんですね。
明日、授業があるのでクラスメートのギリシャ人に会ったらおめでとうと言おう。
ニコニコだろうな・・・。
でも、BBCもITVも気のせいでしょうか、予想だにしない結果だと連呼しとります。(フリーのチャンネルが5つあるんだが、うち2つがユーロ2004の決勝を放送していたぞ。なぜだ・・・・・・。)

試合は、ロナウドやフィーゴが仕事をさせてもらえませんでしたね。ロナウドはカッコいいから日本でもベッカムみたいに人気が出るのではないでしょうか、将来的に。
マンUにおいてもこの間のFAカップの決勝などので大活躍してたしね。

そういえば今日は、試合開始前の7時半過ぎたら天気がいいのにビーチに誰もいなくなった。きっとテレビを見に自宅やパブへ行ったんだろうね。
UKの人はみんなフットボールが大好きだからね。

04.07.2004

西遊記

ブラスバンドの練習へ行ったときのこと。お隣のチューバ吹きのおっさんが言いました。「ソンゴクウ」
私:??????。「Is it Dragon Ball?」
彼:「マチャアキ ササササ・・・・」
私:「マサアキ サカイ?」
彼:「Yes!!」

ってな感じですわ。
日テレで放送していた「西遊記」の英語版を英国内で昔から放映しているらしいです(最近もテレビでやってました)。彼の中ではマイブームらしくDVDも蒐集中らしいです。
とっても面白い!って早口で語られたんだけど、私が見たのは小学生の頃だけだったから、ちょっと会話はきつかったかな。

残念な事に、天竺までたどり着く話が手に入らないし放送されないんだそうです。
「あの話はちゃんと天竺へたどり着くのか?」と聞かれたので、「うん、もちろん! 僕は見たことあるよ!」って伝えたら、とってもうらやましそうだった。

堺正章さんが昔バンドをやっていた事や、夏目雅子さんがすでに亡くなっている事を知っているのには驚きでした。良く考えたら、このおっさんは空手もやっているから、アジアンなアクション系は根っから大好きに違いない。

ビール!

数週間前かな、アサヒビール・スーパードライを酒屋で発見したので、ニコニコで購入をした。しかも、ビンビールなんです。
「ふふふ」なんて感じでグラスに注いで一口。「ありゃ、味が薄い・・・・・」
そう、のどごしすっきりなドライビールは、UKのパブで飲めるビールに慣らされてしまった私の味覚にはちょっぴり、あっさり感覚になってしまったのだ。

パブへ行くと良く飲む銘柄は、ステラギネスフォスターテトレーズカーリングアボットなどが有名どころかな。

上記以外でも、いくつか飲む種類があるんだが、発音が難しいので覚えられなくて忘れてしまった。
でも、上記以外のエールも好んで飲むかもしれない。いかん、ちゃんと銘柄を覚えなくては・・・・。

パブでは、1パイント(約568ml)が大体2ポンド前後(400円)というのが一般的な金額です。たまにギネス1パイントが1ポンドの日とかパブによっては設定されていたりする。そういう日に限って、おっちょこちょいな私はカーリングとか頼んでたりするんだよねぇ。

実はパブにはすべての銘柄が置いてあるのではないのです。日本の居酒屋も置いてある日本酒が違うようにね。
でも、ギネスはどこにでもあるかも・・・。

今日は思いつくままに書いてみたが、いまいち中途半端なので、ビールの話は近いうちに、もうちょっと調べて書きます。

再開です・・・

ここ暫くの間、ユーロ2004などのテレビ番組に浮かれてしまい、すっかり緩んでいたけども、これからは気を入れなおして以前のようにすすめたいと思います。

海辺の寮へ移って2週間が過ぎ、7月に入ったのにもかかわらず私のいる町は大変寒い。6月の上旬は泳げたのにも拘わらず、いまは波も高く、とても泳げる雰囲気ではなくなってしまった。しかも海辺に面した部屋だから天気が悪いととても寒い。なのに日中は日が差すと、とんでもなくまぶしいため部屋に居るだけで日に焼けてしまうのだった。早く天気が良くならないかなぁ。

先ほど、日本から送ってもらった食材をチェックしていたら6月で賞味期限切れしていた食材を多数発見してしまった。家族から送ってもらった貴重な食品たちを無駄にはできない。ぜひ、数日中に食べることにしよう。

実は、UKの片隅にあるこの町でも、しょうゆはもちろんのこと、うどん・そば・みそ・豆腐・お酢・アサヒスーパードライなどが手に入る。探索すれば、もうすこし手に入るかもしれない(日本酒やみりんも手に入ると誰かが言っていたなぁ)。あとダシさえ手に入れば、煮物類やなべ物系はいろいろ作れると思う。だしが無くても、いくつかの料理:例えば親子丼だったら、砂糖としょうゆでなんとかなるよね。
竹の子は中国料理用の缶詰を利用すればいいので、日本人としてはごぼうが手に入れば最高だ。しかし、これはこの田舎ではいかんともしがたい。以前、ロンドンにあるジャパンセンターで発見したが確か5ポンドくらいしていたと思う。

ここへ来た当初は塩コショウをかければ食べられると思って、炒め物ばかりしていたけど、気がついたら煮物ばかりする自分になっていた。どっちのほうが、簡単なんでしょうね。

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